『タフティ・ザ・プリーステス: 世界が変わる現実創造のメソッド』は、ロシアの思想家ヴァジム・ゼランドによる「リアリティ・トランサーフィン」シリーズの一部で、現実創造における革新的な視点を提供する本です。この本では、特に「意識的な現実創造」の方法を中心に解説しています。
* 私の知識も入れて解いていきますので、共感する部分だけをひろっていただけたら嬉しいです。
1. 人々は「夢の中」で生きている
多くの人は日常生活で「夢遊状態」にあり、ただ流れに身を任せ、無意識的に反応しながら生きています。「夢の中にいる」という意味は、自分の思考や感情に振り回され、現実を意識的にコントロールできていない状態。
気づきの中心点
「気づきの中心点」とは、自分の意識の中心に立ち、内的世界(思考や感情)と外的世界(現実)を同時に観察できる覚醒した状態のことを指します。 私たちは通常、日常生活で無意識の状態にあり、現実にただ反応しているだけです。この状態を「眠り」とタフティは呼びます。
気づきの中心点に立つことで、観察者の視点を持ち、現実を意識的に見ることができるようになります。
気づきの中心点は眠りから目覚めるためのツール
・眠りとは?→ 自動的な思考や感情、外部の出来事に流され、無意識的に行動する状態。自分が「現実を作っている」という感覚が欠けています
・目覚めるとは?→ 自分の意識が現実を作り出していることを認識し、現実をコントロールする力を取り戻すこと。気づきの中心点に立つことで、過去の反応や習慣に縛られず、自分の意図で未来を選び取る状態になる。
自分を見て現実を見る
「自分を見て現実を見る」とは、自分の内面(思考、感情、信念、エネルギー)を観察し、それがどのように外側の現実に反映されているかを理解することです。
・自分を見る→ 自分の思考や感情がどのようなパターンを持っているか、どんな信念を抱いているかを観察します。
たとえば、「私は価値がない」と信じている場合、その信念が現実に反映され、他人からの評価が低い状況を引き寄せる可能性があります。
• 現実を見る → 外側の現実をただ「ありのまま」に観察し、それが自分の内面の反映であることを認識します。
現実をコントロールするのではなく、まずそれを「観る」ことが重要。
なぜ必要か?
自分の内面と外側の現実の関係を理解することで、現実創造の「鍵」を掴むことができます。
これにより、自分が望む未来を選び、意識的に創造する力が高まります。
タフティは、「夢の中」から抜け出し、意識を使って現実をコントロールする必要があると説いています。
2. スクリーンの法則
スクリーンとは、私たちが外界に投影している「意識の映画」です。多くの人はスクリーンに映し出された映像(現実)を「ただ眺める」だけで、自分が映像をコントロールできることに気づいていません。
タフティは、「観客」ではなく「監督」になり、自分の望む映像を意識的にスクリーンに投影する必要があると教えます。
《例》
普通の人→仕事で嫌なことがあれば「自分の人生はつまらない」と感じ、その考えが現実に影響し続ける。
意識的な人→自分が「つまらない」と感じた瞬間に、その感情を手放し、ポジティブな未来をスクリーンに意図的に描く。
3. リアリティ・トランサーフィンの独自性
タフティのメソッドは、単なる「引き寄せの法則」ではなく、意識的な自己コントロールと現実の波(フロー)を利用する方法に焦点を当てています。
あなたが発するエネルギー(意識)が現実に影響を与えます。自分が「誰」であり「何を望むか」を明確にし、現実を自ら選択することができるのです。
1. 観察者になる(夢から覚める)
日常生活で自分の思考や行動を「観察者の視点」から見るようにする
《 例》
今、何を考えているのか?どんな感情が湧いているのか?自分が自動的に反応していないか?
なぜこの意識が重要なのかというと、無意識の状態では、現実の「スクリーン」に振り回されます。意識的に自分を観察することで、自分の現実に主体性を取り戻せます。
2. 自分の「二つの体」を使う
タフティでは、「意識の体」と「物理の体」という二つの体を使う方法が重要だとされています。
物理の体
日常的な行動や現実の中で機能する「肉体」。私たちの体そのもの。
意識の体(純粋意識、真我のことではない)
自分の意識や波動の領域。意識の体を使うことで、現実を動かす力を持つ。
《 実践方法》
意識の体を使って、望む未来の自分を「感じる」。
将来、成功している自分の感覚や周囲の状況をリアルに思い描き、それを意識の体にインストールする。
3. プラットフォーム・シフト
タフティでは、「今いる現実のプラットフォームから、望む現実のプラットフォームにシフトする」という考え方があります。
《実践方法》
① 今の現実を冷静に受け入れる。
② 自分が望む現実(未来のスクリーン)を意識的に選択する。
③ その未来を「既にある」と感じながら行動 する。
《 例》
今、貧しい現実にいても、今ここの豊かさを見つけ「私は既に豊かである」と内側に至福の世界を感じながら、意識的に選択し行動する
4. 内部の意図と外部の意図を使う
タフティやトランサーフィンで言う意図とは、現実を動かすエネルギーそのものを指します。
内部の意図
自分の力で現実を変えようとする努力。主にエゴに基づき、欠乏感を伴う
外部の意図
宇宙の力(フロー)を利用して現実を変える。宇宙と調和し流れに委ねる。
✴️point
内部の意図に執着せず、外部の意図を信頼することで、無理なく現実を変えられる。
ポジティブだけでは不十分
ネガティブな感情を否定すると、それは無意識下に押し込められ、逆効果を生むので、感情を統合することが重要。ネガティブな感情が湧いたとき、それを観察して受け入れ、手放すプロセスを取ります。
《例》
1. 「不安」を感じたら、「私は不安を感じている」と気づく。
2. その不安を受け入れ、「不安があっても大丈夫だ」と自分を落ち着ける。
3. その後、意識を望む現実(豊かさ、安心感)に向ける。
タフティは、「今ここ」の感覚を強調します。
なぜ重要かというと、過去や未来への不安や執着は、現実創造のエネルギーを分散させます。「今ここ」に集中することで、最大のパワーが発揮されます。
《実践方法》
1. 今この瞬間の感覚(呼吸、五感)に集中する。
2. 「今ここ」で感じられる小さな喜び(風の心地よさ、食事のおいしさ、お風呂に入れたり、水が簡単に使えたり、トイレが清潔だったり...いっぱいあります)を意識的に楽しむ。
3. その「今ここ」の感覚を、望む未来にリンクさせる。
1. 夢遊状態から目覚める
自分の思考や行動を観察する。
2. スクリーンを意識的に操作する
望む未来の映像を選び、それに意識を集中する。
3. 意識と物理の体を統合する
感覚や感情を現実化のプロセスに活用する。
4. ポジティブとネガティブを統合する
どんな感情も否定せず、受け入れて手放す。
5. 今ここに集中する
現在の瞬間の喜びと感覚に意識を向ける。
タフティの「気づきの中心点」とは即ち「自分自身に戻る」ということ。この表現は、現実に流されている状態から意識を取り戻し、自分の本質や内なる感覚(源)に繋がることを指します。
「自分自身」とは、最も本質的な部分を指します。
源(ソース・ブラフマン)
あなたが宇宙と一体であることを示す、根源的な存在。「すべてのものがつながっている」という宇宙意識の視点です。この源に戻ることで、私たちは「自分が宇宙の一部であり、現実を創造する力を持っている」ということを思い出します。
真我(アートマン)
仏教やインド哲学で言う「真我(本当の自分)」を指します。エゴや表面的な自己イメージを超えた「変わらない純粋な自己意識」です。
現実に振り回されているときは、エゴ(小さな自分)が強くなっていますが、真我に戻ることで落ち着きと広い視野を取り戻します。
魂(スピリット)
魂とは、あなたの個人的な成長や学びの旅の中心にある、独自の存在。魂に繋がると、自分の「本当にやりたいこと」や「心からの目的」に気づくことができます。現実に飲み込まれ、エゴや外的要因に支配されているとき、以下の実践を通じて「自分自身」に戻っていきましょう!
1.意識を「今ここ」に戻す
外側の出来事や過去・未来への執着を手放し、「今この瞬間」に集中します。
《方法》
・ 呼吸に意識を向ける(深呼吸を数回行う)。
・自分の身体感覚に注意を向ける(手や足の感覚を感じる)
・五感で今ここを味わう(目の前の光景、音、触覚など。思考を入れない)
2. 自分の内面に問いかける
自分にこう質問してみましょう
・「私は本当はどうしたい?」
・「この状況で、私の心が最も求めているものは何?」
内なる感覚を信じることで、真我や魂の声を感じ取れます。
3. 思考から離れる
私たちが現実に飲み込まれているとき、ほとんどの場合それは「過剰な思考」によるものです。起きてもいない事を想像したり、過去の嫌だった出来事を思い出して、また同じことが起きるのではないかと思って怖くなったり。意識を思考から解放し、リラックスして全体性を感じることが重要です
タフティについては奥が深いので、細かく噛み砕いて何回かに分けて書いて行こうと思います。次回は三つ編みについて書いていきます。
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