三次元の愛は、いわゆる地球での人間の愛であり
高次元の愛は宇宙の愛です。
人間の愛は、愛情であり本当の愛ではありません
愛にはさまざまな段階がありますが、三次元の愛と高次元の愛(宇宙の愛)は意識の視点や愛の本質が異なります。
三次元の愛は、主にエゴ(自我)を基盤とした愛です。
個人の感情、欲望、期待、依存、執着といったものが絡みやすく
次のような特徴を持ちます。
• 条件付きの愛
「あなたが○○してくれるなら愛する」「私を愛してくれるなら愛する」など条件がつく。
• 期待と失望
「愛してくれるはず」「こうしてほしい」という期待がありそれが満たされないと苦しみや怒りに変わる。
• 所有欲と執着
「この人は私のもの」「離れたら不安」「裏切られたら許せない」など相手をコントロールしようとする。
• 感情に左右される
好き・嫌い、愛・憎しみがセットになり、相手の言動次第で愛が揺らぐ。
• 分離の意識
「私とあなた」「愛される人と愛されない人」という分離があるため愛が限定的で不完全になりやすい。
• 不足感からの愛
「愛されたい」「認められたい」「満たされたい」という欲求が根底にあり愛が欲求の手段になる。
→ 三次元の愛は、エゴが関与するため、喜びと苦しみの両方を伴う不安定な愛。
高次元の愛とは、エゴを超えた純粋な愛、宇宙的な愛、無条件の愛。これは、個人の枠を超えた広い意識から生まれます。
「相手がどうであれ愛する」「ただ存在しているだけで価値がある」と感じる愛。
• 期待しない愛
相手に何かを求めず、ただ愛すること自体が喜び。
• 自由と尊重
相手をコントロールせず、自由を尊重する。執着や所有欲がなく、相手がどう生きても愛し続ける。
• 安定した愛
感情の波に左右されず、常に温かく穏やかで変わらない。
• ワンネスの意識
「すべてはひとつ」「すべての存在が愛そのもの」と感じる境地。
• 溢れる愛
「誰かに愛してもらう」必要がなく、自分の内側から愛が溢れ自然に人々や世界へと流れていく。
→ 高次元の愛は、エゴを超えた普遍的な愛で、永遠に変わらずすべてを包み込むような愛
真実の愛とは、高次元の愛(無条件の愛)です。
なぜなら、真実とは変わらないものであり、三次元の愛は変化しやすいからです。
真実の愛は、「相手がどうであれ愛する」「愛すること自体が喜び」
「すべての存在が愛そのもの」という境地です。
つまり、愛の源が外側ではなく、自分の内側にある状態。
愛を求めるのではなく、愛そのものとして生きることが真実の愛
高次元の愛へ到達するには、エゴを超え、自分自身が愛そのものになる必要があります。
1. 自己愛(セルフラブ)を深める
高次元の愛は、自分自身を愛することから始まります。自分を満たせない人は外から愛を求めるため、三次元の愛に囚われがちです。
• 自分を責めない。どんな自分も受け入れる。
• 他人と比較せず、自分の価値を認める。
• 心と体を大切にし、愛情を持って接する。
2. 執着を手放す
執着や所有欲は、エゴから生まれるもの。
相手をコントロールしようとせず、自由を尊重することで、無条件の愛に近づきます。
• 「愛は所有ではない」と理解する。
• 何かにしがみついていることに気づいたら
「手放しても大丈夫」と自分に言い聞かせる。
• 相手に対する期待を減らす。
3. 瞑想や自己探求をする
瞑想を通じて、エゴを超えた意識状態(観照者・真我)に触れることで、高次元の愛の感覚を得ることができます。
• 「私は誰か?」と問いかけ、真我(純粋な意識)を探求する。
• 瞑想中に「私は愛そのもの」と感じるよう意識する。
• ハートチャクラ(胸の中心)に意識を向け、愛のエネルギーを感じる。
4. すべての存在を愛する意識を持つ
無条件の愛は、自分や特定の人だけではなく
「すべての存在」に向けるものです。
• 家族、恋人、友人だけでなく、動植物、地球、宇宙全体に愛を送る。
• 「相手の幸せを願う」心を持つ(例:メッタ瞑想)。
• 善悪のジャッジを減らし、すべてを受け入れる姿勢を持つ。
高次元の愛は、自分の内側から湧き上がるもの。
求めるのではなくただ「愛そのもの」として生きることが鍵です。