ツインレイの概念を超えて、本当の自分（真我）を悟ることが、真の目覚め。
近年、「ツインレイ」という概念が広まり、多くの人が「自分の魂の片割れ」と思い込んで相手に執着したり、探し求めたり。ツインレイを不倫の言い訳として正当化したり、不誠実な彼との不安定な関係をツインレイのプロセスだから...と思ってみたり。
ツインレイ＝障害＝音信不通ではありません。
『もともとひとつだった魂が二つに分かれた存在』
とされていますよね。でも、これは真理ではなく
宇宙の本質を深く理解すると矛盾が生じる概念です。なぜなら『魂が二つに分かれる』という考えは『元々はすべてが一つ』という宇宙の根本原理と矛盾するから
私は自身の経験からその矛盾に氣づきました。
私にもツインレイだと信じていた人がいたのですが宇宙の真理を学ぶたびに矛盾が生じるのです。でもツインレイという概念のおかげで、宇宙の愛とは何か？と真実の愛の道へと導かれたので、すべての出来事は必要としてただ起きていたのだと思います。真我そして宇宙という本質的な視点から、ツインレイの概念の矛盾や、そこから得られる学びを紐解いていこうと思います。
《唯一無二の存在》
他の誰とも違う、唯一のパートナー
《強烈な引き寄せ》
出会った瞬間、説明できない強い絆を感じる
《試練と成長》
出会うことで過去の傷やエゴが浮き彫りになり、魂の成長が加速する
《最終的に統合する》
互いが魂レベルで成長し、やがて一つに戻る
→ロマンティックでスピリチュアルに思えますが、宇宙の法則や魂の本質から見て、この概念には根本的な矛盾があります。
① 魂は割れない
魂とは、変わることのない「個」としての意識の単位。どれほど進化しようと、もともと「割れる」ものではありません。
「魂が二つに割れる」という発想自体が、人間的な視点からの解釈であり、宇宙の視点ではありえないのです。魂は、そもそも分割も統合もされない絶対的な存在です。「分かれた」と感じるのは、エゴや個の視点が作り出した幻想。
分かれた魂というものは存在せず、すべては一つの意識が異なる形で現れているだけ
② 魂は宇宙の一部
魂は、「唯一無二の個」ではなく、「ワンネス（すべては一つ）」の一部。もともとすべての魂は一つの源（宇宙）から生じたもの。すべての存在が自分と同じ源から生まれたという宇宙の本質を理解すれば、唯一無二という考えの矛盾に気づきます。特定の一人だけが運命の相手という考えは、逆に分離意識を強めてしまいます。人と人との出逢いはすべてが運命です。
『特定の相手だけが唯一の魂の片割れ』という考えは、宇宙の本質から逸れたものになります
『魂の片割れと出逢った』『強い力で魂と魂が惹かれ合う』そう感じるような強烈な体験は、この人こそ唯一無二の人だと思ってしまうものですよね
ずっと探していた過去世からの約束の人だと。
でも、それを宇宙の視点からみると「魂の分裂」ではなく「自分自身の統合のために必要な相手」として出会っているのです。
即ち、相手は、もう一人のあなた自身
その相手は、あなた自身の深い部分を映し出す鏡
あなたの価値観、思い込み、トラウマなど深い闇が炙り出してくれる相手なのです。
そんな相手と出会った時に以下のプロセスが必要となります
• 執着や依存心を手放す
• 自分の未解決の傷を見つめる
• 自分を赦し愛する
• エゴや恐れを超えて本当の愛に気づく
本来の純粋意識である自分に還っていくために
魂レベルで深く関わる相手がいることは事実。
しかし、それは「ツインレイ」として一つに戻るためではなく、自分自身の本質（真我）に目覚め、あなたがあなたとひとつに戻るための学びです。
「ツインと統合することで完全になる」という考えは、「今の自分は不完全」という前提に基づいていることに気づきましたか？
本当の目覚めとは「すでに自分は完全であり、他者を通して気づく必要すらない」という境地にあるのです。
特定の相手が、自分の内面の課題や愛の本質を映してくれるように見えますが、それは「その人だけが特別」なのではなく「相手を通して自分を深く知る」という現象にすぎません。
実際にはどんな相手でも自己理解の鏡となるのです。
「ツインレイ＝唯一無二の存在」として外側に求めがちだけど、実はこの概念が教えてくれるのは「本当の愛は自分の内側にある」という気づき。
→ 自分の内側にある不足感に気づく
《相手を通して癒されたい》
→ 本当は自分で自分自身を愛することの大切さに気づく
《相手の言動に一喜一憂し愛を求めたり確かめようとしてしまう》
→ すでに自分の中に愛があることに気づいていく
自分自身を深く愛することが、本当の自己統合への道。
ツインレイという概念を通して学ぶべきことは「私はすでに愛そのものだった」と
思い出すことなんです
多くの人が「この人こそが運命の相手」と思い込み、以下のような問題に陥っておられます
《執着と依存》
彼以外には考えられない、どうしても一緒に痛い
《 試練を正当化》
ツインレイだから、この苦しみを乗り越えなければならない。彼が愛を恐れているから逃げるんだ
《不倫や都合の良い関係の言い訳》
既婚者だけどツインレイだから仕方ない
ツインレイだから周りを傷つけてしまうのは仕方がない
本当の愛とは「特定の相手に執着すること」ではなく
「すべてと一つであること」を思い出すこと。
執着している限り、真実の愛には到達できません。
「人間的な愛」と「宇宙の愛」の違いを学ぶために存在するとも言えます。
この人こそが唯一の相手、この人しかいない
《条件付きの愛》この人が私を愛してくれたら幸せ、この度は人がいてくれることが私の幸せ
《分離の意識》私はあなたを必要とする、あなたがいなければ無理だし生きるのが辛い
《条件付きの愛》この人が私を愛してくれたら幸せ、この度は人がいてくれることが私の幸せ
《無条件の愛》
相手がどうであれ、私は愛そのものである
《ワンネスの理解》
愛は奪い合うものではなく、ただ流れ続けるもの
ツインレイの概念に囚われると、エゴの愛に留まるが、それを超えたときに「宇宙の愛」に目覚めることができる。
ツインレイの概念を超えた時に真の気づきが生まれます
• 他者を通じて愛を感じることはあっても、それはすでに自分の中にある愛の反映にすぎない。
• 『ツインレイとの統合＝悟りではなく『すでに自分がひとつであると悟る』ことが真の統合
• すべての存在が ツイン”であり、レイ（光）である。
つまり、「ツインレイを超えた愛」に気づくことが、究極の悟り
ツインレイの概念に縛られて苦しい思いをしておられる方が早く真実に目覚めますように。
魂が割れる、片割れなんて存在しません
今ここで幸せを感じることができない愛を選択し続ける意味はありますか？
