『自分を愛すること』と『ナルシスト』
(自己愛パーソナリティ障害)」は
表面的には似ているように見えるかも
しれませんが、本質的にはまったく異なります。
前者は『本当の意味での自己愛(慈愛)』
後者は『歪んだ自己愛(自己陶酔・自己防衛)』
です。ここでは、その違いを詳しく
解説してみますね
なぜ、私が自己愛パーソナリティについて
書いているかというと
過去、こういう人に関わって
苦しかった経験があるからです。
カサンドラ症候群にも
なりました。
でも、そういう人を引き寄せたのは
他の誰でもない私自身。
私は本当に自分を愛するということは
どういうことかを学びました。
(自己受容・慈愛)とは?
本当の自己愛は、自分自身をありのままに
受け入れ、尊重し、他者にも優しさや愛を
向けられる状態です。
→ 誰かに認められなくても、自分の存在
そのものに価値があると感じている
• 自己受容ができている
→ 長所も短所も含めて自分を認め
必要なら改善しようとする健全な姿勢
• 他者にも優しさを持てる
→ 自分を満たせているからこそ
他人に対しても無理なく愛や思いやりを
持てる
• 人を支配しない
→ 自分も相手も自由であることを尊重し
対等な関係を築こうとする
• 誠実で嘘をつかない
→ ありのままの自分を受け入れているので
嘘をついたり虚勢を張る必要がない
• 幸せを外に求めない
→ 誰かに愛されることや、物質的な成功
だけに依存せず、自分の内側に安心感がある
このように『自分を愛すること』とは
内なる充足を持ち、他者とも健全な関係を築ける
愛の状態なのです。
(自己愛パーソナリティ障害)とは?
一方で、ナルシスト
(自己愛パーソナリティ障害)は
真の自己愛ではなく『歪んだ自己愛』や
『防衛のための自己陶酔』です。
特徴としては…
• 他人の評価に依存する
(承認欲求が異常に強い)
→ 周囲に「すごいね!」「素晴らしい!」と言われることでしか
自分の価値を感じられない
• 虚勢を張る・嘘をつく
→ 自分をよく見せるために平気で嘘をつく
(経歴詐称、誇張、浮気の言い訳など)
• 他人をコントロールしようとする
(支配欲)
→ 相手を思い通りに動かしたがる。
自分が優位でいたい。
相手を貶めることで自尊心を満たす
• 共感力が低い(冷酷な一面)
→ 他人の気持ちを理解することができず
相手の苦しみに無関心
• 浮気・裏切りを繰り返す
→ パートナーを大切にするのではなく
飽きたら新しい刺激を求め
何度も不誠実な行動をする
• 責任転嫁する
→ 自分が悪くても決して認めず
相手のせいにする
(お前が悪いからこうなった)
つまり、ナルシストの『自己愛』は
本当の意味での自己愛ではなく
『自分を守るための偽りの愛』なのです。
ナルシストと関わることで周囲の人は
精神的に疲れ果ててしまうことがあります。
これを 『カサンドラ症候群』と呼びます。
《カサンドラ症候群の主な症状》
これは、ナルシストが相手を「支配」し
自尊心を削ることで、自分を優位に
保とうとするために起こります。
ナルシストの違い
本当の自己愛は、内側からの安心感と
優しさに基づくもの。
ナルシストの自己愛は、他人を利用することで
満たそうとする偽りのもの。
『自分を愛すること』は、 自分を満たし
他者にも愛を広げられること。
『ナルシストの自己愛』は、 他人を利用し
支配することでしか自分を保てない状態
育めるのか?
→無理をしない・本音を尊重する
・ありのままの自分を受け入れる
→欠点も含めて愛する
・他人の評価で自分を決めない
→誰かに認められなくてもOK
・ 自分が本当に心地よい関係を選ぶ
→支配的な人から離れる
・ 心の平和を大切にする
→不安や恐れではなく、安心を基準にする
本当の自己愛は、自由と安心をもたらします。
偽りの自己愛(ナルシシズム)は
支配と不安を生みます。
あなたの周りにナルシストはいますか?
その人とずっと関わることを
あなたは選びますか?
カサンドラ症候群になって苦しむ前に
早々と離れるか、距離をあけることを
おすすめします!
あなたの人生には
無限の選択があって
あなたは自由に選べる♡