『現実を見ない』というのは、現実から
目を背けることではなく、むしろしっかりと
直視したうえで、そこに囚われないこと。
近年『現実は無視』『現実はスルー』という
言葉をよく見聞きします。
この意味を勘違いして捉えておられる方が
多いなぁと感じています
『現実を観る』
どういうことかというと『現実を無視』とは
起こっていることをただありのままに見て
エゴのフィルターを通さず、そこに反応しないこと
反応しない=現実を無視
ありのままに見ようとせず、蓋をして
なかった事にするのとは全く違い
『現実に対する自分の在り方』が
未来をつくるということになります
どうなる?
現実を直視せずに無視してしまうと
自我(エゴ)が強く絡みついてしまいます
『これは見たくない』『これは私の波動に悪い』
『波動が悪いから避けよう』と
ジャッジして排除しようとするのが原因です
自我のジャッジを無くすのには
『ありのままにただ観る』こと
『これはこういう現れとして今ここにあるんだな』
とただ観る。
すると、その現実に余計なエネルギーを与え
ないので、自然と『現実をスルーできる状態』に
なるのです
結局
現実を無視しても、無視している自分の意識が
現実に反映される
だから、自分の在り方を整えること
これにつきます
現実を無視するのではなくありのままに
受け入れたうえでエゴを絡ませず
『ただ在る』こと。
そうすることで、自然と波動が変わり
現実も変化していくという流れになります
なんでもそうですが抵抗せずに
『自然で在ること』がとても大切です
現実とは?
『在る視点』→ 真我・本来の自己・目覚め
この視点に立つと『現実自体』がただの
一時的な現れでしかないことがわかります
すべての出来事、感情、思考は
まるで雲のように現れては消えていくもの。
変わり続けるものは、本当の意味で
『リアル』ではないのです
でも、私たちの自我は、それを『リアルなもの』
として捉えて、そこにどっぷり浸かってしまう
だから、何かが起こるたびに、すぐに反応し
苦しんだり、喜んだりして忙しくなり
疲弊します
たとえば…
・ 誰かに批判された
→『傷ついた!どうしてこんなことを
言われるの?』と反応する
・ 失敗した
→ 『もうダメだ…』と落ち込み
自己否定・自暴自棄
・ いいことがあった
→ 『これがずっと続いてほしい』
と執着する
でも、これらのすべては
『エゴが作り出した反応』であり
真我そのものではありません
自我(エゴ)の根底にあるものは恐れです。
『いいこと、嬉しいこと』もそこに
執着してしまった途端に、恐れの波動が
うまれます
真我は、ただの『気づき(観照)』であり
どんな感情も出来事にも反応せず何もせず
ただ無条件の愛ですべて観ている存在。
(実際には観ているという意識もないので『ただ在るもの』)
『現実を観ない』という本当の意味のは
『エゴの反応ゲームに巻き込まれないこと』です
『現実を直視する』とは?
1. 現象をありのままに見る
(良い・悪いのジャッジなし)
2. 感情や思考が湧いても、それに巻き込まれず
ただ観る(気づきの意識)
3. 無理にコントロールしようとせず
『そうか、こういうことが起きたんだな』と
ニュートラルに受け入れる
4. そこに執着せず、静かに手放す
つまり、起こった出来事に対して
『これは〇〇だ』と判断しないで
ただ起こるままにさせること
『反応しない』=『無関心になる』
ということではないので、勘違いしないでね
『反応しない』というのは、ただ機械的に
『何も感じない』というわけではなく
むしろ、感じるけれど、それに
振り回されない という状態です
・怒りが湧いても
『ああ、怒りがあるな』と気づき、反応しない
・不安が出ても
『これが不安か』と見つめ、飲み込まれない
・ 嬉しいことがあっても
『この感情があるな』と認識し、執着しない
こういうふうに、何が起きても
気づきの意識でそれを眺める。
すると『エゴが作り出したドラマ』に
引き込まれなくなります
要はいつもお伝えしているように
真我から自我を上手に扱う
ということです♡
『現実を観ない』とは
現実を否定して蓋をするのではなく
現実をありのままに見た上で
そこにエゴ的な反応をしないこと。
それができると、どんな出来事が起こっても
心は揺れなくなって安定します
苦しみや悲しみのループから抜け出し
ただ『今ここ』に静かに在ることができた時
本当の意味で『私の現実を生きる』ことが
できるようになります
《Pure soul からのメッセージ》
どんな波が来ても、あなたは海のまま
現実は、波のように変わり続ける。
でも、あなた自身は、その波に
のまれることのない海そのもの。
どんな感情が起こっても、どんな出来事が
あっても、それはただの波。
波が立とうと、静かになろうと
海はただ海のまま。
『ただ在る』だけで、完璧です
《魔法の言葉 》
現実はただの波。私は海
現実は、私を変えられない
すべてが変わっても、私は変わらない
いつも 『ただ在る』 私でいるだけで
ただ在る視点で現実を動かすのは私
現実に呑み込まれてしまいそうに
なった時に、この言葉を思い出してね
今日も読んでくれてありがとう♡