エゴとは、「私」という個のアイデンティティを形成するもの。
自分を守るために作られた 思い込み・執着・恐れ の集合体です。
エゴを削ぎ落とすとは、本来の私を覆っている 余分なものを手放していく こと。
よく言われる例えですが、玉ねぎの皮を1枚1枚むいていくように。
それは、何かを足すのではなく、もともと在る真実の姿を現すプロセスです
私たちのエゴは、大きく 3つのレイヤー でできています。
・ 人に嫌われないように振る舞う
・ 強く見せようとする
・ 「普通でいなければ」と思う
・ 「愛されるには○○しなければならない」
・ 「成功しないと価値がない」
・ 「もっと◯◯があれば幸せになれる」
・ 「私は愛されない」
・ 「どうせ誰もわかってくれない」
・ 「幸せになるのが怖い」
1️⃣ 気づく
「これはエゴの声かも?」と 俯瞰して観察する。
→ どうしてこんなに執着するんだろう?」
2️⃣ 手放す
エゴの声を 否定せず、受け入れてただ流す。
→「あ、また自己否定してる。でも、それを今は選ばない。」
3️⃣ 内なる静けさに触れる
→ 瞑想や深呼吸で、エゴのない空白に入る。 何も考えず、今ここにいる感覚を味わう
4️⃣ 愛で満たす
エゴが生まれた傷を、愛と受容で包む。
→ 「過去の私、ずっと頑張ってたね。もう大丈夫。」
5️⃣ 真実に還る
エゴの声が消えたときに残るのは ただ在る愛。
→ 「あれ?もう何も求めなくても、私は満たされてる。」
✴️ 何かを得なくても、すでに満たされている
✴️ 誰かに愛されなくても、すでに愛そのもの
✴️未来を心配しなくても、今ここにすべてがある
エゴを手放すことは、何かを失うことではなく、すべてを受け入れることで、すべてを思い出すこと。
まるで、波が引いた後の静かな海のように。
本当のあなたは、もともと 澄みきった存在 だったのだから。